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2013-06-14

どんどん派手にしてみよう!

この記事は2013年6月に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

目立つが価値

前回は「目立たせる」が「目立たせない」を作るなんてことを書いたのですが、今回はその真逆を書いてみたいと思います。
「言ってること変わってる!」なんて言わずに読んで下さい

このサイトを見て下さい。
はい、ご存知「東急ハンズ」です。

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各商品コンテンツへの誘導がたくさんあります。

特にページ下部。

目を引くコンテンツがてんこ盛り。

前回の記事では

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…はダメで

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…は良い

みたいな感じで説明をさせて頂きましたが、その法則が全てのケースで通用をするわけではないということです。

自分で探す、選ぶ喜び

我々は買い物をするときに全て買うものを決めて買い物に行くわけではありません。
衝動買いで「Tシャツ」を買ったとか、「キーホルダー」を買ったとか。
そもそもウインドウショッピングというレジャーもあるくらいです。(レジャーなの?)

一期一会の商品を手に取る楽しさもあります。

このように目的とは全く違った商品を見つける喜びってあると思うんです。

八百屋さんの軒先を覗いてみる

私たちは軒先に並ぶフルーツを見たときそのビタミンカラーに食欲を覚えます。

オレンジを買いたいお客さんが衝動買いでついでにリンゴを買うこともあります。
オレンジを売りたいからといってオレンジ以外の商品をブロッコリーにする必要は無いのです。

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露天商が楽しいわけ

お祭りに行けば出店があります。
殆どが取るに足らないものばかりですが、それでも覗いて歩くのは楽しいものです。

威勢の良い売り子と、色とりどりの食べ物や玩具。

添加物たっぷり…かもしれない甘味など普段は買ったりしませんが、ついつい財布の紐も緩みます。

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たとえばこんなものも沢山並んでいるから見たくなるわけです。
ポツンと一個あってもあんまり面白くないですよね。

買うという目的だけで訪れるわけではありません。

 ・見て楽しむ
 
 ・選んで楽しむ
 
 ・探して楽しむ

こういったものも買い物のアミューズメント性に含まれていると思うのです。

こんな感じ

配色やデザインが派手なサイトがダメだというわけではありません。
これを見て下さい。

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好き嫌いで決めるものでもありませんが、売り方のベクトルが配色などデザインを決める一つの要素であることは間違えありません。

左は赤いパネルだけは目立っていて、それ以外はひかえめに見えます。

一方右はカラフルな模様が華やかでパネル全体が目に飛び込んできます。

ターゲットユーザーとお店のブランディングが大事です

結局のところ。

サイトによって使い分けるのが良いということになります。

※使い分けるというよりもバランスです。目立たせ方の工夫が大事ということです。

・商品数がとてつもなく多く、商品探し自体を楽しませて購買意欲をかきたてたいサイト

・プレゼントなどギフトを多く扱っているお店など選ぶ楽しさがコンテンツの目的になっているサイト

…こんなサイトはサイト全体が目立ってもいいかもしれません。

賑やかさ華やかさそれ自体がコンテンツという考え方もあります。

(ただ派手なら良いわけじゃありません、選びやすさ、探しやすさへの配慮は必要。これが実は重要!)

自社のブランディングとターゲットユーザーのしぼり込みが大事です。

ちょっと良い感じの賑やかな楽天のサイト

ファッション通販のイーザッカマニアストアーズ!

http://www.rakuten.ne.jp/gold/e-zakkamania/
※ステマじゃないですよ

では。

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