更新の過程を記録した方が良い
Webディレクター、Web担当者がリニューアルなどで注意すること
サイトを運営していると、CMSなどプログラムで更新されない静的なコンテンツの更新や、プログラムそのものの変更を行うことがあると思います。
それぞれの作業を複数の人間で行ったりすると、あの時どうしたっけ?的なトラブルが起こります。
そんな、ホームページの更新で起こりうるトラブルについて書いてみます。
色んな人が触れることが増えると起きるであろう問題点
ホームページはリリース(公開)が終着点ではなくて出発点です。
内容を更新、刷新することでSEOは勿論のこと、サイトのコンテンツが充実し、より集客効果を上げることに繋がります。
しかし、ホームページの更新作業を複数の管理者で行ったりすると、どこでどんな作業があったのかわからなくなることがあります。
どこでどんな作業があったのかを記録しなくちゃいけない
例えば簡単にいうと、上の図のようなケース…
1)ホームページ公開
↓
2)メールフォームの挨拶文を担当者Aが更新
↓
3)メールフォームのプログラムにアンケート機能を制作会社Bが追加
↓
4)メールフォームの返信メールの文章を担当者Aが編集
↓
5)リニューアル
この場合、制作会社のBは4)のタスクを見落とすことになり、
リニューアルの時には、4)返信メールの編集をしらないままに作業を行う事になります。
作業フェーズを一元化、情報を蓄積することが重用
ホームページは、更新がある以上、その内容は変化します。
Webディレクター(あるいは専任Web担当者)などホームページ更新の命令系統のトップは、その全過程を記録し、常に最新のホームページの状態を把握する必要があります。
サイトのリニューアルや、更新の際に、最新の状態を更新担当者に伝えることが出来ればチェックする項目があきらかになりトラブルは殆ど、発生しないと思います。
当たり前といえば、当たり前のことですがコレがなかなか難しいのです。
皆さんの中にも、過去のクラアイントからの更新依頼のメールを見て「あの時、更新どうしたっけ?」なんてことを経験したことがある方が多いのではないでしょうか?
では。
P.S.
今回の記事は自分でやらかしてしまったトラブルが題材になっています。
自分への訓戒を込めてエントリです。
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