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2011-10-08

CMSが活用されない!更新されない更新システムの話

この記事は2011年10月に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

CMSが活用されない

最近、ホームページを作成するとなるとCMSは基本的に必須なわけですが、
実際のところそのCMSが活用されているかどうかは別の話なんです。

※コンテンツ管理システム
HTMLファイル作成やアップロードを行う技術的な知識がなくても、
テキストや、画像等の「コンテンツ」を用意できれば、
ウェブページを作成・編集ができる仕組み。

誰が更新するの?

日本の企業の9割以上が中小企業です。
そういった企業の場合、ホームページを管理する専任の担当者がいる企業はまず無いと思います。

社長さん、事務員さんなど…

それ以外にもコンピュータの扱いに慣れていたり、そう思われているスタッフの方が仕事の合間にせっせとホームページの管理・更新を行っっていたりするのです。

そうなると限られた時間の中で更新をするのは大変です。

ホームページ担当者が忙しいときには殆ど更新などの作業が出来無いこともあります。

そうなってくると、せっかくのCMSも宝の持ち腐れになってしまいますね。

CMSのメリット、デメリット

CMSのメリットとデメリットを考えてみましょう。

CMSのメリットは前述のとおり、知識がなくても、テキストや、ウェブページを作成・編集ができることです。

しかしデメリットもあります。

日付のついた更新情報などは、更新されなければ古い日付が残った、陳腐化した情報になってしまうということです。

更新を続けている以上は情報のフレッシュさは保たれますが、更新が滞ればホコリをかぶったモノグサ・サイトという印象を与えかねません。

CMS導入の前に

とにかくCMS導入の前に細かくルールのようなものを考えておくと良いかも知れません。

●どんなときに?何を?

→どんな内容のお知らせが発生したときに更新を行うのかを決めておきましょう。

何となくだと、企画によって掲載忘れなども出たりしますよね。

●いつ?

→いつ更新するのか。イベントや休暇のお知らせなど何日前にサイトの表示させるのかを決めておきましょう。
イベント後の報告はイベント終了後、いつまでにサイトに表示させるかなど細かく決めておくと良いかも知れません。

●誰が?

→担当者が前述のとおり、別の仕事と兼任であれば、本業が忙しくて更新ができないこともあります。
そんな時に、代わって担当できるスタッフが居るのかどうかなども重要なポイントです。

CMSを導入することが目的じゃありません

とにかく、CMSは使ってなんぼ。
更新して、編集してサイトを動かすというのがすごく重要です。
先ずは、CMS導入の前になぜ、どうして「CMS」が必要なのかを考えてみてください。

仕事で忙しいスタッフが更新作業を担当できるのか?
みなさん意外に忘れているんです。

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