2009-11-18
玉か石か? 旧ザクって知ってますか?
旧ザク知っていますか?
1970年代生まれ(特に前半)の男性でSFアニメ好きなら1/144スケールの旧ザクのプラモデルの価値が分かるでしょう。
ガンプラと呼ばれていた、ガンダムのプラモデルは当時の小学生の男子の心を占領していました。
とりわけ、この「旧ザク」というテレビシリーズに1度も登場しなかった幻のモビルスーツのプラモデルは市場に出回る絶対数が少なく、のどから手が出るほど手に入れたいアイテムのひとつでした。
そもそもガンダムって何だよ
このプラモデルの価値は、ガンダムを知っていて、プラモデルに興味があるっていうことが前提なのであって、これらに全く興味が無ければ面白くもなんともないということになる。
あらゆる物の価値はあくまでも、それを受け取る側との相対的な関係に成り立っている。
だからひとたび、そのマーケットの外に出てしまうと価値はゼロになってしまう。
インターネットの情報も然り。
玉か?石か? それはユーザーが決めること
ホームページで発信する情報は、その価値を理解できるユーザーに届ける必要があります。
これが、ターゲットユーザーを絞るということです。
例えば、ガンプラの旧ザクの情報を発信するのなら、1970年代生まれのインドア派のコレクション趣味のあるアニメやSF好きの男性(ガンダムは女性ファンも多いですが)という具体的な標的を定めることができます。
大物は一本釣りで釣上げる
インターネットは、世界のどこにいてもアクセスできるグローバルなインフラですが、実際にあなたのWebサイトが相手にするのはその中でもごく僅かな、限られたユーザーです。
コンテンツ作りは地引網ではなく1本釣りだということを覚えて置いてください。
どんな獲物が取れるか分からない、網での漁ではなく、釣りたいものをどこで、どうやって釣るか狙いを定めて釣竿を下げることが、ホームページ成功への近道だと思います。
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