キーワードはどうしよう?不毛なキーワード選び
「キーワード選び」じゃなくて「コンテンツづくり」をしよう
SEOに力を入れているというクライアントは皆この『キーワード選び』に夢中。
検索エンジンに、どんなキーワードを見てもらうか?ということが『サイト成功、検索順位アップの道だ』と躍起になっている。
そうですね。
間違ってはいません。
でも、それだけだとしたら、そんなの不毛だと思うんです。
結局キーワードを選ぶという行為は、どんな言葉で検索されたとき高順位で表示させることが出来るか…ということなんですが、こればかりに夢中になっていていのかな…というお話。
例えばラーメン屋さんのサイトが、『山梨 甲府 ラーメン』とか『●●亭(店舗名)』とかで良い順位をとれるのは、まあ当たり前として、
「座敷」「宴会」「居酒屋」といったような別のキーワードをあわせて上位表示を狙いたいとなった場合、キーワードがどうとか言う前に、サイトのコンテンツはどうなってるの?ということです。
なぜユーザーはそんなキーワードで検索したのか
『山梨 宴会 ラーメン』なんてキーワードで検索させたとして、なぜユーザーはそんなキーワードで検索したのか?…を先ず考えないと。
SEOによって高順位で表示させたのですからユーザーの希望に沿うコンテンツをもつ義務があると思いませんか?
だったら、ユーザーがどんな気持ちでそのキーワードを検索したのか、どんな結果を望んでいるのか?
サイト内にその希望に答えられるページが無いのなら、そのキーワード選びは無意味だと思います。
例えば『ラーメン屋で新年会・忘年会・各種宴会しませんか?』なんてWebページとか。
(こんな単純なもんではないでしょうが…)、こういうことです。
エビデンスもコンテンツにしよう
「安い」「早い」「美味い」なんてのはどこでもあるキーワードだと思いますが、では何故、「安い」「早い」「美味い」なのでしょうか?
こういったことは文章ではいくらでも言うことが出来ますが、緊急で発注したいクライアントの場合「待った無し」ですし「失敗は許されない」のです。
クライアントが安心できるエビデンスが差をつけます。
- 県内唯一の調理機会を持っている
- 世界トップクラスの技術を持つ職人がいる
- 年間50以上のイベントでの調理を手がけている
こういう理由をオープンにしていければ「安い」「早い」「美味い」で検索したユーザーにとっても見所のあるページになると思います。
ラーメン屋の話なら、「なぜラーメン屋で宴会をすると良い事があるのか?」を説明するコンテンツということになりますね。
検索順位を見るのはやめて先ずは自分のサイトを見ようよ
順位を上げるのも大事です。
でもキーワードを狙うなら、ユーザーの期待を裏切らないサイト作りがすごく重要。
検索結果をクリックしたらつまらないコンテンツ…いくら順位が上がってもユーザーはサイトを見ることもなくバイバイ!…これじゃ意味が無いですよね。
とりあえず、検索順位を見るのはやめて先ずは自分のサイトを見てみたらいかがですか?
では。