サイト内検索機能はありますか?
サイト内検索機能
あなたのWebサイトにはサイト内検索機能がありますか?
ユーザーをホームページ内で迷子にしないためにサイト内検索機能はとても便利です。
基本的なユーザビリティの対応をしていれば、そんなに迷子になるようなことはないのかもしれませんが、ページ数が100を超えてくると色々と考えるべきことが増えてきます。
で、今回はサイト内検索機能の話です。
気軽に導入するなら「Googleカスタム検索エンジン」
グーグルは無料で利用できる「Googleカスタム検索エンジン」を提供しています。
プログラム可能な検索エンジンとは
プログラム可能な検索エンジンでは、ウェブサイトに検索エンジンを追加することで、サイトの訪問者が探している情報を見つけやすくします。プログラム可能な検索エンジンには Google の核となる検索技術を利用しているため、ユーザーに関連性の高い検索結果を提供することができます。また、検索エンジンを次のようにカスタマイズすることも可能です。
https://support.google.com/programmable-search/answer/4513751?hl=ja
WordPressならserch.phpを使いましょう
WordPressのサイトならサイト内検索の機能は元から備わっていますので、それを積極的に使っていきましょう。
検索窓のHTMLソースは以下。
検索窓のHTMLソース
<form method="get" id="searchform" action="<?php echo home_url(); ?>">
<input name="s" type="text">
<button type="submit"></button>
</form>
これをテンプレートの検索窓を表示したい箇所に記述します。CSSは任意で。
検索結果を吐き出すためのテンプレートファイル、search.phpファイルを作って以下のようなループを記述します。
search.php
<?php if (have_posts()) : while (have_posts()) : the_post(); ?>
<!-- / 投稿ループ始まり -->
<section>
<h1><?php the_title(); ?></h1>
<p><?php the_excerpt(); ?></p>
</section>
<?php endwhile; endif; ?>
<!-- / 投稿ループ終わり -->
HTMLは任意で変更してくださいね。
※とりあえずタイトルと抜粋文章を表示するだけのものです。
検索に該当するページが存在しなかった場合
忘れないでほしいのはこのケース。
先日、このブログでも紹介したユーザビリティの研究者ヤコブ・ニールセンの『ユーザービリティ10原則』に『ユーザーに制御の主導権と自由を与える』というものがあります。
ユーザーのクエリーに対して望まない結果が出てきた場合に、次にすべきアクションを促す工夫は必要です。
メッセージ
該当するページが存在しなかった場合に出力させるメッセージです。ちょっとしたことですがこういう配慮は大事です。
まず以下のような文言。
- キーワードに誤字・脱字がないか確認してください。
- 違うキーワードを使ってみてください。
- キーワードの数を減らしてみてください。
- 一般的な言葉を使ってみてください。
このサイトに使っているものです。コピペしてかまいませんよ。
再検索
該当するページが存在しなかった場合、再検索をしやすいようにしておくのも大事です。
上記のメッセージとともに再検索用の入力フォームが出るようになっています。
このサイトでも試しています。
サイトマップをつけてみました
該当するページが存在しなかった場合、再検索だけではなくサイトマップを付けてみるのはどうでしょうか。もちろん、このサイトでも試しています。
方法はWordpressのプラグインを使えば簡単です。
このサイトにも[ショートコードを貼り付ける]タイプのプラグインが導入されています。
※プラグインについては、また今度。
空振りしないホームページをつくろう
でも本当は『必ず検索に該当するページがある』ことが一番です。
デタラメなキーワードで検索をしたような場合を除いて。。。。
あなたのサイトでサイト内検索をしてくれたユーザーを、がっかりさせないために、あなたのサイトにふさわしいキーワードをコンテンツ内で網羅することができれば最高ですね。
あなたのWebサイトに足りない部分はありませんか。
さぁ、更新しましょう。
サイト内検索機能についてのお話でした。
では。